【テーマと目標】・【基本メニュー】・【基礎力強化メニュー】・【+αメニュー】・【ポイントと留意点】・【Q&A】
■テーマと目標
このステップから、いよいよ次のステージである「4000文字レベル」の速読術を目指してトレーニングをしていくことになります。4000文字レベルの速読術を修得できれば、その後は1万文字程度のスピードまでは加速していくことは難しくありません。
修得までの道のりは、それほど平坦ではないかも知れませんが、時間をかけてじっくりと取り組んでいきましょう。
なお、ここから先はステップ毎に細かく意識すべきポイント(フォーカスポイント)が変わるということはありません。およそ次のようにいくつかのステップごとに、ポイントが変わってくると理解してください。
>Step 16〜18 「見る」スピードを加速する
>Step 19〜20 意識・視野を「1行をとらえる」状態に最適化する
>Step 21〜24 高速に質高く見る・軽く読むことに慣れる
>Step 25〜27 「見る」と「読む」をつなぐ
>Step 28〜30 4000文字レベルの速読術の完成
□Step
16のテーマ
ステージとしてはStep
15と何ら変わるものではありません。新しいステージに突入していくために加速していく助走の段階です。
1.ページ見わたし・スムーズ追跡をさらに加速していこう
2.広く見渡す視野を維持しつつ、その中で「1行」を確実にとらえる力を付けよう
4000文字は広く見渡しつつ、確実に行をとらえ、しかも「見る」という行為が徹底的に自動化され、無意識領域での処理になっていなければなりません。その基礎として、まずはページ見わたしトレーニング・スムーズ追跡トレーニングをさらに加速しておこない、見る力を高めていきます。
3.広い視野を維持したまま文章を読み進めることに慣れていこう
ここですぐに「広い視野で読む」ことを修得してくださいということではありません。少しずつ活字への執着を捨て、楽に活字を受け止め、それを処理していく回路を作っていくことを意識して取り組んでいってください。
□Step
16の目標
追跡スピード:余裕を持って180行
読書スピード:理解度Bで2300文字(過去3回の測定がすべて2200文字を上回っていること)
認識スピード:単純認識 120ページ
順番にクリック:レベル4
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■トレーニングプログラム
□基本メニュー
1.イメージトレーニング
再び音声ナビゲーションによるトレーニングに切り替わります。ただし、音声の内容は新しいものになっています。すでに速読モード作りがしっかりとできていると思う方は、残像トレーニングでもいいでしょう。
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2.ページ見わたしトレーニング
再びページ見わたしトレーニングが基本メニューに組み込まれます。そして、ステップ24までスピードと質を高めながら継続して行っていきます。
新書などの書籍(あまり文字の密度が高すぎないもの)・カスタムメトロノーム(Step16-pgc.mt6)を使用します。
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3.スムーズ追跡トレーニング(スムーズ追跡)
再びフォーム文字Bを使ってトレーニングします。広い視野の中を、眼に頼らず意識で追跡するという感覚(イメージ)を
加速していきましょう。しっかりと「見る」に徹して、どんどん加速していけるようにがんばりましょう。
ここでは、フォーム文字B
・カスタムメトロノーム(Step16-smt.mt6)を使用します。
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4.行見わたしトレーニング
Step
08以降、基礎力強化メニューとして採用されていたトレーニングを、基本メニューとしておこなっていきます。
○モード:「行頭揃え3行」
○読めないモード:逆さ
○文字サイズ:中
○スピード:2−うろうろ
○時間:10分
1.スタートすると、文章が3行ずつ表示されます。
2.文節の区切りで改行され、1行の長さが短くなったり、長くなったりしながら表示されます。
3.表示される3行全体を視野で包み込み、内容を感じ取れるように、意識・視野をコントロールしていきます。
4.ただし、「読もう」とすると視野が狭くなってしまいます。表示が1行ではなく、3行表示になっているのは、「読む」という意識を極力減らし、視野を広く保つためです。3行いっぺんに理解するというよりは、3行をまんべんなく感じ取れるような視野の広さを作ることがポイントになります。
5.単に眺めるのでもなく、しっかり読むのでもない、中間的な視野を探りましょう。
6.どうしても読んでしまって視野が狭くなりがちの場合、頭の中で「あかさたな…」と唱えるなど、Step
12の「よくある質問・ケーススタディ」で紹介したような意識のそらし方を試してみましょう。
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5.スピードチェック!
測定の方法などに特に変わりはありません。
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6.順番にクリック!
Step
01以来、基礎力強化メニューに入っていたトレーニングが、ここに来てようやく正式な基本メニューに組み込まれています。このトレーニングによって養われる「リラックスと集中のバランス感覚」が、これ以降、非常に大きく影響してきます。しっかりとバランスをとれるようにしましょう。
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□基礎力強化メニュー
1.脳力アップトレーニング
時間が許すようなら、ぜひとも取り組んでください。特に木森見トレーニングとイメージ記憶トレーニングの2つは、毎回どちらか一方でいいので挑戦してください。どちらも、4000文字レベルの速読術の質を高めるのに重要な感覚を育てる効果のあるトレーニングです。
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2.速耳トレーニング
理解力・集中力・記憶力を高めるのに非常に効果のあるトレーニングです。可能なら加速した音声を携帯プレーヤーに保存し、隙間時間を使って効率よく取り組んでください。(速耳マスター2を使うと、指定したスピードに加速された携帯プレーヤー対応のファイル=WMAファイル=を作成することができます。)
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3.想起トレーニング
理解力と記憶力は別物ですが、記憶する力が高まると、その分、読んだ充実感が高くなるのも確かです。ですから、少しずつ記憶力を鍛えるトレーニングに取り組んでみましょう。
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□+アルファメニュー
各トレーニングの解説は、メニューをクリックして解説ページでご確認ください。
1.ブロック認識トレーニング
2.視野拡大トレーニング
3.分散把握トレーニング
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■ポイントと留意点
□目標の考え方
とりたてて高い目標が設定されているわけではありません。Step
14,15で実践的な取り組みに絞ってきましたので、ここであらためて高いレベルを目指すために仕切り直していただくための目標です。継続的にトレーニングをなさっている方にとってはあまり苦労なく到達できる数値かも知れませんね。
ただし、この目標は「楽々越えられる目標」であって欲しいと思います。この「楽々越えられる」という感覚は、ここからの15ステップ全般に求められることです。
前半の1〜15ステップは、無理をして次のステップに行くことで、前のステップに余裕が生まれるという発想を持って取り組んで頂きましたが、ここからは徹底的にトレーニングをやりこんでステージが切り替わったら目標を超えられるという感じになると思います。
ですから、1つのステップを越えていくのに数日、あるいは1週間以上かかることもあるかも知れません。実際、この後半15ステップを終了する標準的な期間は2〜4ヶ月程度と見込んでいます。あまり焦らずに、こつこつとトレーニングを続けていってください!
□ワンポイントアドバイス
○行みわたしトレーニング&ブロック認識トレーニング
このステップから少しずつ、そして本格的に「見ると読むの中間を探る」トレーニングをおこなっていきますが、これは画面を眺めるトレーニングが適しています。
強制的に幅が変わったり、スピードが落ちすぎなかったり、「活字への執着」を排除するのに最適です。
大事なのは表示される文字列を最適な視野で包み込み、全体をまんべんなく受け止めようとすることです。一部しか見えなかったり、どこかが読めてしまっていたりしては偏っているということです。もちろん、ただ眺めているだけになってしまうと意味がありませんよ。
チェックポイントは(1)「上下の◎記号」が見えているか(行見わたし)、(2)「読めないモード」の時の見え方と通常表示の見え方に大きな違いがないか、という2点です。この2点で、無意識に視野を絞り込んで読もうとしていないかチェックしてみてください。
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■よくある質問・ケーススタディ
Q.いよいよステップ16に入ったのですが、なかなか
読書スピードがスピードが上がりません。理解度を上げようとすると、とたんに視野の動きがぎこちなくなります。どういうトレーニングをしたら、今の状態を抜け出せるでしょうか?
A.このステップに取り組む時期は、速読術を修得する過程での大きな停滞期にあたります。2000文字から4000文字への飛躍の前の準備期間ですね。
ですから、目標もあまり高く設定していません。ですから、あまり焦らない方がいいですよ。とりあえず2200文字前後のスピードで理解度B〜C程度を維持できるように視点の流れ、視野の広さなどをチェックしてみてください。理解度はどうしても「B」にはなりきれないと感じる方もおられると思います。その時は「Cでいい」と開き直り、リラックスして取り組むようにしてください。
Q.ページ見わたしトレーニングに取り組んでいると、文字の上を意識が走るような感覚があります。しかし、内容を理解するにはいたりません。何が足りないのでしょうか?
A.この段階で「意識が文字の上を走る」感覚が得られているというのは、非常に素晴らしいことですよ。ステップ15までのスムーズ追跡トレーニングをしっかりとやってきた成果ですね。しかし、まだ「読む」と「見る」がつながっていないため、理解には至っていないわけです。
ステップ20以降になって、明瞭認識で1分間あたり40〜60ページ、スムーズ追跡で1分あたり250〜300行を見ることができるようになると、非常に快適な読書ができるようになると思います。もちろん、擬似的速読トレなどによって、「読む」と「見る」をつなぐトレーニングもしっかりとやらなければなりませんが。
ですから、今はあまり欲を出さず、淡々と取り組んでください。
Q.ちょっとリラックスしたら突然スムーズ追跡トレが楽になりました。3行ぐらいごと、ふわっふわっと意識が流れていく感じです。このような見方でいいのでしょうか?
A.力みがとれて、無理なくスムーズ追跡ができるようになったようですね。「目を動かす」とか「意識を走らせる」というような意識があると、どうしても力みとなり、目の動きも、視野の流れもぎこちなくなってしまいます。おそらく、今の見方なら
1分間200行ぐらいのペースでも十分に見れるのではないかと思います。ただ、今「3行ぐらいずつ」ということですので、それがす〜〜っと、よどみなく流れていくように、今の調子でトレーニングを続けてみてください。それから、その感覚を読書に活かすときは、「読む」(理解する・集中状態)と「見る」(視野に収める・リラックス)の中間を探るようにしてみてください。今の視野の流れを損なわないような意識の作り方が大きなポイントになります。 |