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Step 03 弛緩集中状態を常に保ち、眼をイメージでコントロールしよう!(1)

 

【テーマと目標】【基本メニュー】【基礎力強化メニュー】【+αメニュー】【ポイントと留意点】【Q&A】


■テーマと目標

 Step 03のテーマと目標です。基本的にStep 01-02と変わらない内容です。だからといって軽く扱わず、きちんと目標・テーマを読んで、いちいち確認しながらトレーニングにのぞんでください。ここまでの取り組みがしっかりできているかどうかで、04以降で飛躍できるかが決まります!

□Step 03のテーマ
 このステップでも、「集中力を高め、その集中力を文字にしっかりと乗せて流していく」という、速読の基本を作っていきます。言ってみれば「眼作り」の段階です。
 とはいえ、質を高く保ちながらのトレーニング(集中追跡)と並行して、コントロールとスピードを求めるスムーズ追跡にもしっかりと踏み込んでいきます。速くなると「眼がとまどう」という感覚に陥りがちですが、焦らず、しっかりとナビゲートに付いていきましょう。
 まだまだ速読らしくなく、本を読んでもスピードが上がらないどころか以前よりも落ちているということもあるでしょう。ですが、これをしっかりとやっておくことで、後に質を落とさずスピードを上げていくことが可能になるのです。がんばって取り組み、乗り越えていきましょう!
1.文字に対する集中力を高める
 SRR流速読術トレーニングの大きな柱の1つである「集中系トレーニング」の基本として、まずは「集中して見る」トレーニングを行います。最終的には読書力(スピード、理解)は集中力に大きく依存する(左右される)ものだということを肝に銘じておいてください。
2.眼をコントロールする、眼をイメージで動かしていくという感覚を作る
 「イメージで動かす」というとピンと来ないかも知れませんが、「目を動かそう」と思うのではなく、「今、この文字を見ている」というように「視点のある場所をイメージして、その視点を移動させる」という感覚に持っていきます。これが「眼をコントロールする」ということです。
 私たちは意識して体の部位を動かそうとするとどうしても今までの経験で得た動かし方、筋肉の使い方をしてしまいがちになります。ここでは新しい目のコントロール方法をつかもうというわけです。
3.目を動かしても集中力が途切れないようにする
 目を動かすと、往々にして集中力が途切れてしまいます。これは1つには目がしっかりとコントロールできておらず、本当に見たいところに視点が移動できていないことも原因ではないかと考えています。

□Step 03の目標
 フォーム文字Bを使った測定で、60行を越えるのが目標です。 滑らかな視点の移動、力みのないスムーズな移動をイメージしましょう。最低でも45行を越えるようにし、最後の測定で無理をするつもりで目標値60行を越えていけるようにしましょう。

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■トレーニングプログラム

□基本メニュー

1.イメージトレーニング

 心と体をリラックス状態に導き、速読トレーニングの成果を上がりやすくすると同時に、達成イメージを描くことで、脳と体の機能を高めます。
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2.一点集中トレーニング
 集中力を高めるトレーニングです。体と眼の力を抜きつつ、しっかりと1点に集中する力を養います。
 ここでは、フォーム集中A(初級) ・カスタムメトロノーム(Step03-con.mt6)を使用します。
○1分間×セット
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3.集中力スムーズ移動トレーニング
 眼をコントロールする力をつけるとともに、眼を動かしても集中状態がとぎれない集中力を養います。
 ここでは、フォーム集中B ・カスタムメトロノーム(Step03-csm.mt6)を使用します。
○3分間×2セット
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4.スムーズ追跡トレーニング(集中追跡)
 眼の跳躍運動をなくし、スムーズな眼の動きを作るとともに、集中してしっかりと眼で文字をとらえる力をつけていきます。ここでは、フォーム文字A ・カスタムメトロノーム(Step03-smt-0.mt6)を使用します。
○3分間×3セット + 1分間×3セット
1.3分間の取り組みは「1文字1文字丁寧に視点で捉えていく」という感覚を絶対に損なわないようにしてください。
2.1分間の取り組みは第1ステージからステージが上がるに従って、視点の流れをスムーズにしていくように意識してください。ただし、第3ステージが終わったら再び第1ステージに戻りますので、その時はまた質を高めるべく、スピードを落として取り組ます。1〜3ステージを2回通り見ていき、なお時間が余っていれば第4ステージに入ります。第4ステージは完全にスピード重視で取り組みましょう。
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5.スムーズ追跡トレーニング(スムーズ追跡)
  眼をコントロールし、速いテンポでも的確に行を捉えられるようにします。スピードが上がってきたら、視点で文字を捉えるという感覚から、やや広い視野で文字を捉え、その視野を行頭から行末までスライドさせていくイメージに切り替えましょう。
 ここでは、フォーム文字B ・カスタムメトロノーム(Step03-smt.mt6)を使用します。
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6.スピードチェック!
 スムーズ追跡トレーニングの成果を確認します。ここでは、フォーム文字Bを使用します。
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□基礎力強化メニュー

1.アイボールトレーニング
 目の運動機能を高めることで、目(視野)をコントロールしやすくします。同時に、見る対象を的確にとらえる能力を養います。
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2.ページ見わたしトレーニング
 文字を見ると反射的に視野を狭め、読もうとしてしまという状態から抜け出し、視野の広さを意識的にコントロールする力を身につけます。
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3.順番にクリック!

 広い視野を保ったまま、的確に情報をとらえていく力を身につけます。
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□+アルファメニュー

 各トレーニングの解説は、メニューをクリックして解説ページでご確認ください。

1.文字追いかけトレーニング

2.速耳トレーニング

3.脳力アップトレーニング

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■ポイントと留意点

□目標の考え方
 ここではすでにスムーズ追跡の状態になっていることを期待しています。
 トレーニングは「質を高めるトレーニング」と「コントロールする力を付けてスピードを上げるトレーニング」の2種類からなっていますが、比重は後者にかかってきています。だからといって質をおろそかにしていいということではありません。両者を並行して達成するという気持ちで、別系統のトレーニングとして取り組むといいでしょう。
 常に「この目標に達するためにはどのような見方をしなければならないのか」ということを考えながら取り組みましょう。

 

□ワンポイントアドバイス
○スムーズ追跡およびスピードチェック!
 スピードがどんどん上がっていきますので、トレーニングの途中で何を見ているのか分からない状態になってしまいがちです。そういう時はがんばってリズムに付いていき「とにかく、この行を上から下まで見たいんだ」という気持ちだけを持って付いていってください。そして、スピードが落ちたときに、あらためてしっかりと見ていくようにしましょう。
 測定の際にも、スムーズ追跡の見方は集中追跡の見方とは全然違う質感になるということを理解した上で取り組まないと、同じ質を保とうとするとまったくスピードが上がらないはずです。
 概論にも書いていますが、目標は常に今の延長にはないと思ってください。まずは目標を体験し、どのような見方になるのかを確認した上で、振り返って質を補っていくというスタイルが必要です

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■よくある質問・ケーススタディ

Q.スムーズ追跡トレーニングのメトロノームにはまったくついていけなくなる時があります。こういう時はどういうふうに対処したらいいですか?

A.目が付いていかないと思っても、ペースだけは崩さず、指定されたスピードで見ていくようにします。質は後からどんどん高まっていくものです。混乱してきたら、まずは瞬きをして、さらに呼吸を整えて落ち着いて取り組み直しましょう。「この行を追跡中!」という意識だけでも維持してください。
 また、視野が狭いままだと、上から下まで視点を移動させると、途中をどう見ているのか、本当に見えているのか分からなくなると思います。視野を広く保って見るように心がけてみてください。

 

Q.どうしても音になってしまうのですが、いけないのでしょうか?

A.「音になってしまう」ことは問題ありません。「音に引っ張ってもらう」のでなければOKです。

 

Q.雑にならないとこを意識して、一文字ずつ「見る、移動、見る、移動」といった感じになってしまい、スムーズに見れません。どのような見方をするべきでしょうか。

A.どうしたらこの目標に到達出来るのか、どういう見方をすべきなのか考えてやってみてください。イメージとしては「次から次に見る」、「視点が文字の上を通過していく」という状態です。
 「無理をしてスピードを上げる」のではなくて「今と違う見方が必要」ということです。「できない」のではなくて「やり方が違うだけ」と思っていいですよ。

 

Q.どうしても、集中追跡の見え方とスムーズ追跡の見え方に差があるのですが、これはスムーズ追跡が雑になっているということでしょうか?

A.雑になっているということではなく、見方が違うのだと思っていいですよ。最終的には「1行がすっきりと見渡せる感覚を得られればオッケー」ということになりますので、視点が飛んでいるという感覚や、明らかに雑になっているという感覚がなければ問題ありません。
トレーニングの最中に自分の目(視点)でどうとらえているのか、視点がジャンプしてしまっていないか(ジャンプしてしまっているとしたら、どこでジャンプしているのかという癖まで)チェックしてみてください。

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